続発性脂漏症(脂漏症)
続発性脂漏症は、アレルギー性皮膚疾患や寄生虫、細菌、真菌(マラセチアなど)の感染、ホルモン性や代謝性の病気などが原因となって、皮膚(表皮)の新陳代謝が極端に速くなり、角化の異常が生じることにより起こります。症状としては、…
続発性脂漏症は、アレルギー性皮膚疾患や寄生虫、細菌、真菌(マラセチアなど)の感染、ホルモン性や代謝性の病気などが原因となって、皮膚(表皮)の新陳代謝が極端に速くなり、角化の異常が生じることにより起こります。症状としては、…
犬の心房中隔欠損症は、心臓の心房中隔(左心房と右心房を隔てている壁)の一部が欠損して穴が開き、左心房と右心房がつながってしまう生まれつきの病気です。穴が小さい場合には目立った症状はみられませんが、穴が大きいと左心房から右…
僧帽弁閉鎖不全症は、心臓の左心房と左心室の間にある僧帽弁(2枚の弁からなる)が正常に閉じなくなってしまう病気です。正常に閉じないことにより、血液が左心室から左心房へ逆流するため、その影響で左心房が肥大します。一番目立つ症…
チェリーアイ(第三眼瞼腺逸脱)は、涙を作る役割をもつ第三眼瞼腺という腺組織が、外に飛び出してしまう病気のことを指します。飛び出た部分が炎症を起こして丸く腫れ上がり、サクランボのようになることから「チェリーアイ」と呼ばれま…
内耳炎は通常、細菌感染による外耳炎・中耳炎が波及し生じることが多いです。炎症側への捻転傾斜や旋回、眼振などが症状としてみられます。細菌感染の治療のため、長期間の抗生剤投与が行われます。 危険度 低い 命に関わる恐れは低い…
腸閉塞とは、腸がつまった(閉塞した)状態のことをいいます。異物や腫瘤の存在あるいは腸が捻れることによって内容物の通過が困難となります。完全に閉塞してしまった場合には、命に関わることもあります。原因により処置が多少異なりま…
犬の背骨は椎骨と呼ばれる骨が連なって構成されていますが、椎間板はその椎骨の間に存在する軟骨で、さまざまな姿勢や動きに対応するためにクッションとなっている部位です。激しい運動や肥満などによって椎間板への負担が大きくなり、椎…
ツメダニ症は、イヌツメダニという寄生虫の感染による皮膚病です。ツメダニは高い接触感染性を持ち、感染している犬との接触で感染します。このダニは名前の通り、体の前方にかぎ爪(フック)を持っており、このツメで動物の皮膚にとりつ…
血中の糖分濃度が著しく低下し、細胞への栄養補給が不完全になった状態を低血糖症と呼びます。症状としては、ぐったりして無気力状態になったり、痙攣を起こしたりします。これらの症状が現れる理由は、脳が血液中の糖分を唯一のエネルギ…
犬の糖尿病の多くは、インスリンの絶対的な不足が原因となるⅠ型糖尿病で、血液中の糖分が高濃度になりすぎて、尿の中に余った糖分が多量に排出される病気です。また、インスリンは分泌されるものの、何らかの原因でインスリンに抵抗性を…