肺水腫
肺水腫は、肺に水が溜まった状態のことをいいます。他の病気(肺炎や心臓病など)が原因となって発症します。咳や呼吸困難などの症状がみられるようになります。肺に溜まってしまった水を取り除いて治療します。 危険度 やや高い 重症…
肺水腫は、肺に水が溜まった状態のことをいいます。他の病気(肺炎や心臓病など)が原因となって発症します。咳や呼吸困難などの症状がみられるようになります。肺に溜まってしまった水を取り除いて治療します。 危険度 やや高い 重症…
肺動脈弁と呼ばれる心臓の右心室から肺へと血液を送る肺動脈の入口にある弁やその周囲が、先天的に狭く、血液が心臓内をうまく流れない状態を言います。 危険度 一概に言えない 年齢や症状、狭窄程度によって違うため、一概には言えま…
眼球内でレンズの役割を持つ水晶体はタンパク質からできていて正常では透明な組織ですが、何らかの原因によりタンパク質が変性すると白くにごった状態になり、これを白内障と呼びます。重症化すると視力を失う危険性もあります。また白内…
バベシア症は、バベシアという原虫によって引き起こされる病気で、マダニを媒介に感染します。マダニの吸血によってバベシアが犬の体内に入ると、赤血球に寄生して重い貧血を起こし、ひどい場合には命に関わることもあります。 危険度 …
犬パルボウイルス感染症は、パルボウイルスの感染により、おもに激しい下痢と嘔吐を引き起こす病気です。感染犬の便などを通して感染します。おもにワクチン未接種で体力や免疫力の弱い子犬や老犬に感染が見られます。 危険度 高い 命…
皮膚糸状菌症とは、皮膚や被毛などに皮膚糸状菌というカビが感染して発症する病気で、白癬やリングワームとも呼ばれます。小さな円形の脱毛ができて、それが徐々に広がり、その周囲に赤い発疹やフケ、かさぶたがみられるようになります。…
まず、肥満細胞というのは、血管、筋肉周辺、内臓周辺等、さまざまな場所に存在している命を守るために重要な役割を持っている細胞です。肥満細胞腫は、その肥満細胞と呼ばれる細胞が腫瘍化する病気で、犬の場合は皮膚に多く発生します。…
犬のフィラリア症(犬糸状虫症)は、フィラリア(犬糸状虫)という寄生虫の感染によって起こる病気で、治療が遅れると心臓病の症状が現れるようになり、命にも関わることがあります。フィラリアは犬特有の病気のように思われますが、タヌ…
ブルセラ症(ブルセラ病)は、ブルセラ菌(Brucella Canis :ブルセラ・カニス)と呼ばれる細菌の感染が原因で起こる病気で、雌雄ともに不妊を引き起こします。また、ブルセラ症はズーノーシス(人獣共通感染症)の一つで…
糞線虫症とは、糞線虫という寄生虫が消化管の十二指腸に寄生して症状が起こる人獣共通感染症の疾患です。糞線虫(ふんせんちゅう)という2mmほどの寄生虫が、小腸に寄生することが原因で、おもに下痢などが引き起こされる病気です。ブ…