バベシア症
バベシア症は、バベシアという原虫によって引き起こされる病気で、マダニを媒介に感染します。マダニの吸血によってバベシアが犬の体内に入ると、赤血球に寄生して重い貧血を起こし、ひどい場合には命に関わることもあります。 危険度 …
バベシア症は、バベシアという原虫によって引き起こされる病気で、マダニを媒介に感染します。マダニの吸血によってバベシアが犬の体内に入ると、赤血球に寄生して重い貧血を起こし、ひどい場合には命に関わることもあります。 危険度 …
犬パルボウイルス感染症は、パルボウイルスの感染により、おもに激しい下痢と嘔吐を引き起こす病気です。感染犬の便などを通して感染します。おもにワクチン未接種で体力や免疫力の弱い子犬や老犬に感染が見られます。 危険度 高い 命…
皮膚糸状菌症とは、皮膚や被毛などに皮膚糸状菌というカビが感染して発症する病気で、白癬やリングワームとも呼ばれます。小さな円形の脱毛ができて、それが徐々に広がり、その周囲に赤い発疹やフケ、かさぶたがみられるようになります。…
まず、肥満細胞というのは、血管、筋肉周辺、内臓周辺等、さまざまな場所に存在している命を守るために重要な役割を持っている細胞です。肥満細胞腫は、その肥満細胞と呼ばれる細胞が腫瘍化する病気で、犬の場合は皮膚に多く発生します。…
犬のフィラリア症(犬糸状虫症)は、フィラリア(犬糸状虫)という寄生虫の感染によって起こる病気で、治療が遅れると心臓病の症状が現れるようになり、命にも関わることがあります。フィラリアは犬特有の病気のように思われますが、タヌ…
ブルセラ症(ブルセラ病)は、ブルセラ菌(Brucella Canis :ブルセラ・カニス)と呼ばれる細菌の感染が原因で起こる病気で、雌雄ともに不妊を引き起こします。また、ブルセラ症はズーノーシス(人獣共通感染症)の一つで…
糞線虫症とは、糞線虫という寄生虫が消化管の十二指腸に寄生して症状が起こる人獣共通感染症の疾患です。糞線虫(ふんせんちゅう)という2mmほどの寄生虫が、小腸に寄生することが原因で、おもに下痢などが引き起こされる病気です。ブ…
変形性骨関節症は、関節軟骨の変化により関節に痛みや腫れが生じ、進行すると変形をきたす病気です。加齢に伴う軟骨の老化によって発生する原発性(一次性)変形性骨関節症と他の病気が引き金となって発症する続発性(二次性)変形性骨関…
鞭虫症は、犬鞭虫(べんちゅう)という長さ4~7cmほどの吸血性の寄生虫が、おもに犬の盲腸に寄生して、下痢や血便などの症状を引き起こす病気です。鞭虫の虫卵は感染した犬の糞便中に排泄されます。虫卵の混じった水たまりの水をなめ…
犬の膀胱炎は泌尿器系の病気の中でもかかりやすく、なかなか治らず、一度完治しても再発を繰り返すことの多い厄介な病気です。細菌感染や寄生虫・真菌の感染、腫瘍などによって膀胱に炎症が起こります。オスよりもメスの犬に発症しやすく…