犬が下痢をすることは少ないことではありませんので、全て急ぎの対応が必要ということはありません。食欲旺盛で見た目も元気であればそこまで心配する必要はありませんが、長期にわたって下痢が続いたりする場合もありますので少しこまめ…

肥満細胞腫 まず、肥満細胞というのは、血管、筋肉周辺、内臓周辺等、さまざまな場所に存在している命を守るために重要な役割を持っている細胞です。肥満細胞腫は、その肥満細胞と呼ばれる細胞が腫瘍化する病気で、犬の場合は皮&#82…

鞭虫症 鞭虫症は、犬鞭虫（べんちゅう）という長さ４～７cmほどの吸血性の寄生虫が、おもに犬の盲腸に寄生して、下痢や血便などの症状を引き起こす病気です。鞭虫の虫卵は感染した犬の糞便中に排泄されます。虫卵の混じっ&#8230…

副腎皮質機能低下症（アジソン病） 副腎皮質機能低下症（アジソン病）は、副腎皮質からのホルモン分泌が低下して起こる病気です。犬での発生率は低いですが、発症した場合には完治が難しいため、地道に付き合っていかなくてはなりません…

クッシング症候群（副腎皮質機能亢進症） 内分泌器官である副腎の皮質部分から、コルチゾールというホルモンが過剰に分泌されることで、様々な症状を引き起こす病気です。主に、水をたくさん飲む、尿の量が増える、食欲が増す、腹部の膨…

Ｑ熱 Ｑ熱は、コクシエラ・バーネッティ（Coxiella burnetii）という細菌が感染して起こる疾患で、犬から人にもうつる人獣共通感染症です。感染してもほとんどの場合が無症状です。感染した動物の排泄物…

尿毒症 尿毒症とは、腎不全の進行によって腎機能が著しく低下して尿がうまく産生されず、本来尿中に排出される有毒物質が体外に排出されずに血中に残る状態を指し、全身の臓器に深刻な障害をもたらします。最悪の場合には、&#8230…

Ｑ熱 Ｑ熱は、コクシエラ・バーネッティ（Coxiella burnetii）という細菌が感染して起こる疾患で、犬から人にもうつる人獣共通感染症です。感染してもほとんどの場合が無症状です。感染した動物の排泄物…

マイボーム腺炎瞼の先端からまつ毛が生えていますが、まつ毛をはさんで表と裏に油脂を分泌する腺があり、これをマイボーム腺といいます。この分泌液によって瞼の開閉の滑りをよくしています。このマイボーム腺に炎症が起きる病気が&#8…

バベシア症 バベシア症は、バベシアという原虫によって引き起こされる病気で、マダニを媒介に感染します。マダニの吸血によってバベシアが犬の体内に入ると、赤血球に寄生して重い貧血を起こし、ひどい場合には命に関わることも&#82…