Q熱
Q熱は、コクシエラ・バーネッティ(Coxiella burnetii)という細菌が感染して起こる疾患で、犬から人にもうつる人獣共通感染症です。感染してもほとんどの場合が無症状です。感染した動物の排泄物に含まれている菌を口…
Q熱は、コクシエラ・バーネッティ(Coxiella burnetii)という細菌が感染して起こる疾患で、犬から人にもうつる人獣共通感染症です。感染してもほとんどの場合が無症状です。感染した動物の排泄物に含まれている菌を口…
主に狂犬病ウイルスによって起こり、すべての哺乳類に感染する感染症です。ほとんどの場合、感染動物による咬傷によるものであり、ウイルスを含んだ唾液が体内に入ると感染します。感染してから21日〜80にち以内に発症するといわれて…
内分泌器官である副腎の皮質部分から、コルチゾールというホルモンが過剰に分泌されることで、様々な症状を引き起こす病気です。主に、水をたくさん飲む、尿の量が増える、食欲が増す、腹部の膨満、体重が落ちる、左右対称性の脱毛などの…
クリプトコッカス症は呼吸器や中枢神経系、眼、皮膚に影響を与えるクリプトコッカスという真菌(カビ)が感染することで起こる病気です。原因は他の病気の場合が多く、主に免疫力が低下している際に発症しやすい傾向にあります。犬よりも…
血小板減少症は何らかの原因によって血を固める作用を持つ血小板数が正常範囲以下に減少するため、口の中や皮膚からの出血や傷口からの出血がなかなか止まらなくなる病気です。免疫異常や薬剤誘発性、他の病気に続発することがあります。…
ケンネルコフは、呼吸器感染症の一種です。主に発熱や咳がみられます。犬ジステンパー、フィラリア症、僧帽弁閉鎖不全症、気管虚脱などの、咳を症状の一つとする病気と区別する必要があります。 危険度 低い 命に関わる恐れは低いです…
口腔内悪性黒色腫(メラノーマ)は、色素をつくるメラニンという細胞ががんとなり、口腔内の粘膜や舌に腫瘍ができる病気です。10歳前後の老犬に発症するケースが多くみられます。 危険度 高い 放っておくと、命に関わる恐れがありま…
股関節形成不全は、大型犬によくみられる病気で、股関節が正常に形成されていないことや変形することによる発育異常で、両側性での発症が多く、関節炎を起こし、歩き方などに異変を起こします。 危険度 低い 命に関わる恐れは低いです…
歯周病は、歯垢中の細菌が歯面に付着して起きる歯肉炎(歯ぐきに炎症が起こること)や歯周炎(歯肉炎がひどくなり、歯を支える膜や骨が破壊されること)をまとめて歯周病といいます。歯周病になると、主に口臭が見られるようになります。…
脂肪腫は、良性腫瘍の一種で害はあまりありません。皮膚(皮下組織)などに比較的柔らかい感触の腫瘤を形成し、触ると場所が動くこともあることが特徴で、老齢の犬に多く見られます。発生部位によって、動き、特に歩き方に異常が現れるこ…