進行性網膜萎縮
進行性網膜萎縮とは、網膜に存在する視力に関わる細胞が徐々に死んでいき、網膜が正常に機能せず視力が失われていく病気です。遺伝性疾患であることがわかっており、治療および予防方法がありません。初期段階では夜に目が見えづらくなる…
進行性網膜萎縮とは、網膜に存在する視力に関わる細胞が徐々に死んでいき、網膜が正常に機能せず視力が失われていく病気です。遺伝性疾患であることがわかっており、治療および予防方法がありません。初期段階では夜に目が見えづらくなる…
脂肪肝は肝臓の細胞が脂肪に置き換わってしまった肝臓のことを指し、これにより肝臓が正常に機能しなくなります。重度な肥満が原因にあることもありますが、犬種により体質的に脂肪肝になりやすいものもあります。。脂肪肝が悪化すると、…
甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの分泌量が減少することで、体内の甲状腺ホルモン濃度が低下することが原因となって起こる病気です。甲状腺ホルモンは身体の代謝を活発にするホルモンで、全身に作用するため、この病気になるとその分…
鉤虫症は、鉤虫(こうちゅう)という体長約1~2cmの白い吸血性の寄生虫が小腸内に寄生するのが原因で発症します。主な症状は、下痢や貧血などです。母犬から胎盤や母乳を介して感染することがあるため、子犬でも発症することがあり、…
コクシジウム症は、イソスポラというコクシジウム類に属する原虫の感染によって起こる寄生虫感染症です。成犬であれば寄生されても発症することは少ないが、幼犬は免疫力が弱い為発症しやすい。発症した場合は主に下痢や脱水などを引き起…
犬の骨折は、主に交通事故、銃撃、喧嘩、高所からの落下などによって起こります。骨折した部位によって症状は異なりますが、歩行障害や神経麻痺、排便・排尿障害などの症状がみられます。骨折の形状や重症度は外傷時に加わった力によりま…
ヘルニアとは、体内の臓器などが本来あるべき部位から「脱出、突出」した状態のことです。臍ヘルニアは、おへその部分にヘルニアが起きている状態で、いわゆる「出べそ」のことです。胎児期に臍帯が通っていた腹壁の穴が、出生後に完全に…
ジアルジア症は、ジアルジアと呼ばれる原虫が小腸に寄生することで起こる寄生虫感染症です。原虫とは、他の動物に寄生する性質を持ち、さらに病原性を有している単細胞生物のことを指します。子犬がこの原虫に寄生された場合は下痢や発育…
子宮蓄膿症は、子宮内に細菌感染が起こり、膿が内部にたまる病気です。発熱、水を大量に飲む、尿の量が増える、お腹が膨らむといった症状が現れます。症状が進むと、尿毒症や腎不全などを引き起こすこともあります。避妊手術によって予防…
犬の膝蓋骨脱臼は、後肢(後ろ足)の膝蓋骨(しつがいこつ:ひざの関節のお皿)が、滑車溝といわれる正常な位置から内外へはずれてしまう(脱臼する)状態をいいます。完全に外れた状態を脱臼というのに対し、不完全に外れた状態を亜脱臼…