- 乳腺腫瘍乳腺腫瘍の発生はホルモン依存性です。症状としては、乳腺にしこりがみられるようになり、良性腫瘍と悪性腫瘍の比率は50:50といわれています。悪性腫瘍の場合には、他の部位に転移することもあるので注意が必要…
- 扁平上皮がん扁平上皮癌とは、皮膚の最上部を占めている扁平上皮細胞が癌化した状態を指し、爪の周りや四肢、腹部などの皮膚、口腔や膀胱の粘膜、副鼻腔、気管支などに発生するがん(悪性腫瘍)です。扁平上皮癌の症状は発生した…
- マイボーム腺炎瞼の先端からまつ毛が生えていますが、まつ毛をはさんで表と裏に油脂を分泌する腺があり、これをマイボーム腺といいます。この分泌液によって瞼の開閉の滑りをよくしています。このマイボーム腺に炎症が起きる病気が…
- 肥満細胞腫まず、肥満細胞というのは、血管、筋肉周辺、内臓周辺等、さまざまな場所に存在している命を守るために重要な役割を持っている細胞です。肥満細胞腫は、その肥満細胞と呼ばれる細胞が腫瘍化する病気で、犬の場合は皮…
- 脂肪腫脂肪腫は、良性腫瘍の一種で害はあまりありません。皮膚(皮下組織)などに比較的柔らかい感触の腫瘤を形成し、触ると場所が動くこともあることが特徴で、老齢の犬に多く見られます。発生部位によって、動き、特に歩…
- クリプトコッカス症クリプトコッカス症は呼吸器や中枢神経系、眼、皮膚に影響を与えるクリプトコッカスという真菌(カビ)が感染することで起こる病気です。原因は他の病気の場合が多く、主に免疫力が低下している際に発症しやすい傾向…
- 悪性リンパ腫(リンパ肉腫)犬のリンパ腫は犬の腫瘍の中で3番目に多いです。リンパ系または非リンパ系組織でリンパ系の細胞が増殖することにより腫瘤が作られて個々の組織や臓器を侵し機能障害を引き起こします。 悪性リンパ腫は、大まかに…