新型コロナウイルスは人間から人間への感染力とても高いです。
一方で、世界中で動物への感染事例も出てきました。
2020年3月中旬に初めて香港でワンちゃんへの感染が確認され、3月末にはベルギーで飼い主から猫への新型コロナウイルスの感染、4月上旬にはニューヨークの動物園のトラにも新型コロナウイルスの陽性反応が確認されています。
これらのニュースは愛犬と暮らしている飼い主にとっては、一大事です。
新型コロナウイルスに関する愛犬への研究は、まだ
新型ウイルスとは2020年に確認された新しいウイルス。
そのため感染経路や感染条件、現れる症状など解明されていなことが多い未知のウイルスです。
人間が感染したときですらどのような影響を及ぼすのかわからないので、新型コロナウイルスが愛犬へ及ぼす影響もまだまだ何もわかっていません。
2020年4月現在、世界中で多くの方が死亡しているなかで、日本での感染者数も増えました。
さらには日本全国に緊急事態宣言が発令され、外出自粛ムードが高まっています。
人間の新型コロナウイルスの対策や支援が不十分な状況のいま、愛犬含め動物に関する研究や対応策は優先順位が低くなっています。
人間から愛犬に感染する確率は、ほぼ低い
現在のところ人間からワンちゃんに新型コロナウイルスが感染することは低いと考えます。
フェレットを例に挙げると、ワンちゃんのジステンパーにかかりますし、人間のインフルエンザにも感染します。
ウイルスは感染する相手が決まっていますが、今までに出会わなかったり、感染する条件がたまたまあったりしますと、例外的に感染することも考えられます。
新型コロナウイルスは、武漢の市場で販売されていたコウモリセンザンコウなど野生動物を食べたことが原因という説もあります。
動物から人間に感染した経緯を考慮すると、人間から動物に感染する確率もゼロではありません。
愛犬国家ヨーロッパの事例
ヨーロッパでも感染者数が莫大に増加しました。
新型コロナウイルスがワンちゃんに感染するのであれば、愛犬国家である欧州諸国は大問題になったはずです。
例えばドイツは、病院やレストラン、地下鉄も基本的にはワンちゃん同伴OKです。
子どもの入店はだめだが愛犬ならOKという店もあります。
本当に、新型コロナウイルスがワンちゃんに感染するのであれば、畜犬登録者数がとても多い欧州でパニックになるでしょう。
ですが、現在のところ莫大な数のワンちゃんが新型コロナウイルスに感染したという話は聞きません。
愛犬の体にウイルスは付着する
スーパーや飲食店、各施設の店舗はドアやエレベーターのボタン、テーブル、椅子など多くの人が触れるものに対して消毒を行っています。
神経質になっている人が多いのも事実です。
そのなかでも、愛犬の体にも注意をしたほうがいいでしょう。
愛犬をなでることや、一緒にお風呂に入ること、一緒の布団で眠ることは濃厚接触に値します。
飼い主が感染者の場合は、愛犬の体に新型コロナウイルスがつくことがあります。
新型コロナウイルスが多くが解明できていない今、不必要に他人に愛犬を触らせるのはやめましょう。
触る側と触らせる側、どちらも高い予防意識を持つことが必要です。
まとめ
愛犬の新型コロナウイルスに関しては、人間以上に神経質になる必要は現状ないと考えられています。
大切な家族であるからこそ飼い主さんが不安になることも多いと思いますが、今の段階では過剰に心配する必要もありません。
まずは飼い主自身が新型コロナウイルスに感染しないよう予防を心掛けることが必要です。
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