チワワは物覚えが悪くしつけることが比較的難しいため、初めて犬を飼う方がチワワを選ぶ際、少々注意が必要だと言われることがあります。
では、チワワの知能はどのくらいなのでしょうか?
今回は、人間で例えた場合のおよその年齢と、他の犬種との比較をお示ししながらチワワの知能について伝えします。
チワワの知能は人間でいうと何歳くらい?
まず前提として、犬は人間でいうと2〜3歳程度の知能を持っていると考えられています。
そのため、100〜200程度の単語や動作、指示などを理解することができます。
ただし、これらはあくまで犬全体としてのデータであり、犬種全体を平均して考えた場合だと思ってください。
一方で、チワワの知能に関しては様々な犬種を比較したデータがいくつか存在します。
それらのデータを参考にするとチワワの知能は小型犬の中でもやや低く順位づけされており、犬種全体でも調査機関により幅はあるものの、60位〜120位とされています。
そのため、具体的には表記されていませんが、チワワの知能は人間でいうと1〜2歳ほどであり、犬全体のデータよりも幼い可能性があります。
他の犬種と比べてチワワは知能が低い?
では、知能が高いとされる他の犬種にはどんなものが含まれるのでしょうか?
上位に挙げられているのは、ボーダー・コリーやジャーマン・シェパード・ドッグ、ゴールデン・レトリーバーなどです。
これらの犬種はもともと知能が高いからこそ、牧羊犬や狩猟犬として人の生活の役に立ってきたと言えます。
確かにチワワはこれらの犬種と比べて、新しい指示(コマンド)を覚えるまでに時間がかかったり、覚えられるコマンドの数が少なかったりはするでしょう。
しかし、それは一概に知能が低いとは言えないと考えています。
チワワでもしつけをすることはもちろんできますし、指示を的確に覚えさせることもできます。
重要なのは覚えるまでに少し時間がかかってしまうということです。
チワワが覚えられるよう、繰り返しトレーニングすることが大切で、根気強く頑張りましょう。
まとめ
チワワの知能は犬の中でも比較的低く、人間でいうと1〜2歳に相当すると考えられます。
だからと言って、しつけができないわけではありません。
時間や手間はかかってしまうかも知れませんが、飼い主さんの努力によってちゃんとしつけてあげることができますので、チワワだからと決して諦めないで下さい。
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