日本では新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、SNSなどのデマ情報からトイレットペーパーの買い溜め、ティッシュペーパーの買い溜め、生理用品の買い溜めと紙製品の買い溜めが目立ちました。
それと同時に紙製品関連からペット用品の買い溜めが一部目立っています。
一部のペットショップではペットシーツやおむつが買い溜めの対象になっているようです。
そのため本当に必要な人へ物資が届かず、ペット用品までもが品薄状態になっています。
ここではペット用品は本当に買い溜めが必要なのかという疑問から、今後外出自粛が続いている中最低限ペット用品の買い物を減らすために購入しておいたほうが良いものをご紹介します。
ペット用品の買い溜めは必要?
結論から言うとペット用品の買い溜めはいまのところ必要ありません。
一部のペットショップでは品薄になっていますがほとんどのペットショップやホームセンターでは在庫はまだまだあります。
さらに休業要請の中にペットショップやホームセンター、動物病院などの施設は該当していませんので、最悪の場合でもペット用品を飼いに行くことができます。
しかし、現在はコロナウイルス感染症の世界的な流行で日本国内だけでなく世界も打撃を受けているため、輸入などの物流に影響が出ており、メーカー欠品商品になっている商品もあります。
またネット通販で注文をした場合も配送業者の関係から、配達までに通常よりも時間がかかっていたりするようです。
こうした状況下から、海外のペット用品を日常で購入している飼い主は2か月分ほどペットフードやおやつなどが保管できるように考えておくと良いでしょう。
動物病院などでペットフードを処方してもらっている人も、ペット用品配送業者が休業している場合は動物病院に納品が入らなくなってしまう可能性があるため、なるべく早く注文するようにし、家にストックを置くような形がおすすめです。
何を買い溜めしたほうがいいの?
そうはいっても買い溜めしておかないと万が一の時に心配です。
ペットシーツは毎日使うからどのくらいストックしておけば安心なの?
といった方のために目安となるストックの量をお伝えします。
あくまでも参考程度に考え、過度な買占めなどは避けるようにしましょう。
ペットシーツ
ペットシーツは現在でも品薄の店舗が目立ちますが、在庫はまだありますので急いで買い溜めする必要はないでしょう。
ペットシーツを毎日1枚変える場合は2か月分の60枚程度あると安心です。
またこの機会に外でトイレをさせることを覚えさせることもおすすめです。
そうすることでペットシーツの使用を削減できますし、品薄の心配をしなくて済みます。
おむつ
おむつも同様に売り切れている傾向があります。
また生産数もペットシーツよりはるかに少ないので店内に在庫がない場合もあります。
おむつを使用している愛犬の飼い主は買い溜めとはいきませんが通常使用する枚数の2か月分くらいのおむつを用意しておいたほうが良いでしょう。
海外製品のペットフード
海外製品のドッグフード(特にプレミアムドッグフードなどが当てはまる)を注文している方の場合は、輸入が必要になるためなるべく多く注文しておくと良いでしょう。
消費期限などにもよりますが、ドッグフードに関しては3か月~半年分用意しておくと安心です。
万が一海外からの輸入が止まってしまっても、日本国内で販売されているフートに置き換える期間を持つことができます。
まとめ
ペット用品の買い溜め買占めは必要ありません。
しかし、心配な場合は本当に必要な量だけを購入し、過度な買占めは控えるようにしましょう。
海外製品などは輸入が止まってしまうと、購入することができなくなってしまう可能性があります。
そういった場合は、長期的に見て3か月~半年分のストックを購入するのがおすすめです。
買い溜めをしすぎてしまうと家での生活空間を押しつぶしてしまう可能性もあり、本当に今必要としている飼い主に物資が回らなくなります。
愛犬への行動も大事ですが、思いやりの心を忘れず他の人のことも考えて行動するようにしましょう。
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