おうちのチワワが寝ている時の様子を観察していると、ちょっと寝ては場所を変えてまた少し寝たら場所を移すといった行動をとっていることはありませんか?
このような行動をとるチワワはなぜ寝る場所を転々としているのでしょうか?
実はこれにはいくつか理由が考えられるため、その理由を今回はご紹介します。
なぜ寝ている場所を転々とするの?
まず一番に考えられる理由は、寝床の素材や接触面を変えたいからです。
人でも寝ているときに自然と寝返りをうちますよね?
チワワが寝る場所を転々とするのは寝返りと似ているかも知れません。
つまり、このケースではチワワは大きな理由なく無意識に移動した、なんとなく寝床を変えたと考えられます。
最初は硬めの寝床で寝ていたものの、何か身体に合わずふわふわの毛布の上で寝ていたというのもこの理由でしょう。
また次に多い理由としては体温調節の手段として寝る場所を変えているケースです。
チワワは人間のように全身で汗をかくことができません。
そのため、毛布の上で寝ていたり日光が入る窓の近くで寝ているとすぐに体温が上昇してしまいます。
寝ていると段々と暑く感じたため、冷たい床に移動したり風通しのよい寝床へ移動したのかも知れません。
寝る場所を変える目的がある場合も?
しかし、明確な目的があって寝る場所を変えているケースも考えられます。
例えば、毎日のサイクルからそろそろご家族が帰ってくるので1番に迎えられるように玄関に移動して寝ている場合や、飼い主さんの起床時間が近づいているので寝室のベットの脇に移動して寝ているなどです。
これらの場合には寝る場所を変えることでその後の行動へスムーズに移れるよう待機した体勢をとろうとしているのでしょう。
多くの場合で問題はありませんが、問題行動につながるケースではクレートなどを用意して寝る場所を限定する必要があるかも知れません。
まとめ
チワワが寝る場所を転々とする理由としては、
- 人の寝返りのように、無意識になんとなくしている
- 暑さや寒さを感じて対応しようとしている
- その後の行動にスムーズに移れるように待機するため
などが考えられます。
いずれのケースでもとくに問題がないことがほとんどです。
そのため、寝床が気に入らなかったんだと考えてまた新しいベッドを買い与える必要は多くの場合でありません。
チワワが寝る場所を転々とするのはほとんどの場合で自然な行動だと考えて下さい。
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