2020年4月15日時点、新型コロナウイルスによる全世界での感染者数は180万人を超え、死者数は11万人を上回っており、日本国内でも緊急事態宣言がなされてから1週間が経ちました。
国外国内問わず、なかなか終息の目処は立たないかもしれません。
外出自粛とされる中、ワンちゃんを飼われている方々はどんなことに気をつけて生活していけば良いでしょうか?
今回は、コロナウイルスが流行しているなかで、愛犬が気を付けるべきことをご紹介します。
コロナウイルスが愛犬に及ぼす影響とは
まずは、この新型コロナウイルスが愛犬にどのような影響を及ぼすのか、現時点ではまだはっきりとは判明していないということをしっかりと理解しておくことが大切です。
これまでに香港で2頭のワンちゃんが新型コロナウイルスの感染を確認したとするニュースがありますが国際獣疫事務局(OIE)からは、「犬は感染しやすいように見えるが、フェレットや猫よりも影響を受けにくいようだ(2020年4月9日時点)」と、発表されています。
正直表現は曖昧です。
また、香港での2頭も経過としては無症状だったという事実も大切です。
すなわち、現在人から人へ感染することで広がっている新型コロナウイルスは、ワンちゃんに感染する可能性も確かにありますが、人と比べると感染の可能性はかなり低く、感染したとしても人のように肺炎を起こしたり重症化することも考えにくいということです。
ただし、これはあくまでも現時点で判明している情報から言えることです。
愛犬の外出も最小限に
日本国内ではクラスター感染により、感染者数の増加が起きているといわれ、外出自粛やイベント中止などの要請がされています。
それは感染しにくいと言われているワンちゃんにもいえることなので、対策が必要です。
愛犬も、より密度の高い新型コロナウイルスに触れ感染するリスクのある機会は最小限にすべきです。
愛犬を不要に人混みに連れて行かない、お散歩もお家の周辺のみで終わらせるなどの注意が必要でしょう。
わんちゃん同士の感染に関しては、今のところ確認できてはいませんが、それでもドッグラン、ドッグカフェなどは控え、動物病院へ行くときでも他のワンちゃんと触れ合わせないようにしましょう。
接し方にも注意して
愛犬のお世話や普段の触れ合い方に関しても注意が必要です。
- 愛犬を触った後や、食器・トイレ・ゲージに触れた後は、しっかりと手洗い、うがいなどをして衛生状態を保つこと
- 食べ物の口移しや、キスなどは極力行わないようにすること
- 具合の悪いご家族の方は愛犬の世話を極力しないこと
これらを気を付けて接しましょう。
今回の新型コロナウイルスは、ワンちゃんには人と比べるとかなり感染しにくく、感染しても発症する可能性やさらに重症化するリスクはごく稀でしょう。
ただし、持病があるワンちゃんや、内服を飲んでいるワンちゃんが、同じように新型コロナウイルスに感染しないとも限りません。
まとめ
ワンちゃんに関する新型ウイルスの情報が、もしかしたらこれからまたどこかで発表されるかも知れません。
そのため、飼い主の皆さんは自身も常にアンテナを張って、ワンちゃんに関する最新の情報をキャッチできるようにしておきましょう。
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