チワワを飼われている方の中には、他の犬種も含めて多頭暮らしされているご家庭が比較的多くいらっしゃいます。
このようなワンちゃんを多頭飼いしている環境では、時々ベッドやおやつを横取りしようとする子がいないでしょうか。
なぜ他の子のベッドやおやつを奪うのか、今回はその理由について考えられることをご紹介したいと思います。
ベッドやおやつを奪う理由
いつも寝ているベッドや寝床が空いているにも関わらず他の子のベッドを奪ったり、全く同じ種類・同じ量のおやつを同時に与えているのに他の子のおやつを横取りするのはなぜでしょうか?
それには、チワワが持つ旺盛な好奇心が関係していると考えられます。
そもそもワンちゃんは好奇心旺盛な生き物です。
見慣れないものがあると近づいて匂いを嗅いだり、舐めたり口に入れてみたりしてそれがどんなものなのか見極めようとします。
そのため、ベッドやおやつを奪うことに関しても、他の子にいじわるをしたいのではなく単純な好奇心が原因と考えられます。
「同居の子が寝ているベッドはどんな寝心地なんだろう?」「あの子はいつもそっちで寝てるけど、何が違うんだろう?」「あっちのおやつも自分がもらったものと一緒かな?」「そっちの方が美味しそう」という風に、同居の子に対して持った興味から横取りしようと思うのではないでしょうか。
こんな横取りには注意!
では、ベッドやおやつを奪う光景を目撃した場合、やめさせた方がいいのでしょうか?
横取りされたワンちゃんが特にストレスを感じずに、いつもとは違う寝床や新しく用意したおやつで満足できているケースでは横取りに対して注意する必要はないでしょう。
一方で、ベッドやおやつを奪われたことでお互いにケンカになってしまうのであれば、その横取りはやめさせなければなりません。
横取りをさせないようにするためには次のような対策が考えられます。
ベッドを奪う場合はそれぞれの寝床を決め、自由に行き来できないようにしてみましょう。
寝る場所はクレートやキャリーケースにしてみてもいいかもしれません。
また、ご飯やおやつを奪う場合には与えるお皿をそれぞれ決めましょう。
その場合、自分のお皿以外に与えられたものは他の子のものという認識を持たせてあげることが目的となります。
さらにはおやつを与えるタイミングや場所を完全に分けることも有効かもしれません。
まとめ
以上のようなおやつやベッドの横取りは、多頭暮らししている環境では日常茶飯事かもしれません。
お互いにケガをしてしまうようなケンカに発展する場合には、奪い合えないような環境づくりが大切です。
ケンカにならない横取りであれば、そこまで躍起になって抑える必要はないでしょう。
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