動物のオンライン相談・診療「みるペット」が無料でサービスを提供

新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の発令に伴い、株式会社みるペット（本社東京都中央区、代表取締役浅沼直之）は、動物や飼い主様をかかりつけの動物病院とインターネットで繋ぐ、オンライン相談・診療システム「みるペット」を、 5月15日（予定）より、飼い主様の利用料を無料としてβ版の提供を開始。

サービスをいち早く利用可能にし無料利用とすることで、オンラインでの飼い主様と開業動物病院とのやりとりを促進し、動物の健康を守りながら、感染拡大抑止の一助となることを目指します。
また、無料期間をできるだけ長く確保するため、クラウドファンディングの実施を予定しています。

β版としての提供開始の背景

新型コロナウイルスの感染拡大によって緊急事態宣言が発令された中で、ヒトの医療ではオンライン相談・診療についての議論が進み、制度やシステム、規制の一時的な緩和などが決定されております。

一方、動物の医療に関しての議論はまだこれからという状況ですが、現在の法律の解釈の範囲でできることも多くある中で、オンライン上で開業動物病院が飼い主様とコミュニケーションを取る手段が少ないのが現状です。

不要不急の外出を控えなければいけない状況で、飼い主様にとっては、「動物病院に行くべきか、様子を見るべきかの判断に困る」、「慢性疾患の動物の薬が欲しいけど動物病院に行くのは心配」などがあります。動物病院にも、来院する前に来院が不要な方の判断ができることで院内での感染リスクを少しでも減らしたいニーズがあります。

まずオンライン上でコミュニケーションを取るという選択肢を飼い主、動物病院双方に持っていただくことが、動物の健康を守りながら、新型コロナウイルス感染拡大抑止の一助になると考え、 β版としてこの段階でのサービス開始を決定しました。

また、飼い主の利用料を無料とすることで、オンライン相談・診療の利用を促せると考えています。