15年以上前に放送されていた、チワワが愛くるしい表情で見つめてくるCMを覚えている方はどのくらいいるのでしょうか?
これをきっかけにチワワは日本全国で人気犬種となったと言えます。
またこのCMの印象から、チワワが飼い主のことをずっと見つめてくるイメージがあるかと思いますが、実はこれには理由があったのです。
<今回はチワワがずっと見つめてくる理由として多いと考えられるものを2つ挙げます。
愛情や信頼を伝えるコミュニケーションとして
まず1番に考えられる理由は、コミュニケーションの手段としてアイコンタクトしていることです。
チワワは飼い主に対して抱く安心感や信頼、大好きだという感情を目で伝えようとします。
この場合、見つめてくる時のチワワの表情は穏やかで口角を上げて笑顔のように飼い主の目には映ることでしょう。
チワワをはじめとして、もともと犬は古くより人との共同生活を送ってきました。
言語を用いたコミュニケーションができないため、その代わりにアイコンタクトを用いることでチワワ自身の感情を人に伝えようとしてきており、今でも飼い主の目を見つめることで愛情表現を行おうとしているのです。
なんらかの要求がある
次に考えられる理由もコミュニケーションの1つですが、愛情や信頼を伝える際とはやや表情が異なるかも知れません。
「遊んで欲しい!」「お散歩に連れて行って!」「おやつがもらいたい!」 など、飼い主に対してなんらかの要求がある場合にチワワは見つめてくることがあります。
このケースでは目がキラキラ輝いていたり、尻尾を振りながら、あるいは興奮しながら飼い主の目を見つめてくることでしょう。
すでにおねだりに成功した経験があるチワワは、じっと見つめることで飼い主に自らの要求を通すことができると学習している可能性があります。
正しいしつけを意識して、チワワの要求になんでも応えすぎないよう気をつけましょう。
まとめ
チワワが飼い主の目を見つめてくる時の表情は往々にしてとても愛くるしいものでしょう。
この表情をイメージしてチワワを飼い始めたという方も少なくないかも知れません。
しかし、愛情や信頼を伝えようとしている場合は問題ないのですが、なんらかの要求として見つめてきているケースでは注意が必要です。
わがままに育ってしまわないよう、すべての要求に応じないよう気をつけるべきと言えるでしょう。
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