ドッグフード選びは、味よりも原材料が大事。その理由とは

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愛犬のドッグフードを選ぶ際には「食いつきの良さ」や「味」「栄養バランス」等を比較の対象にしているかと思いますが、じつは最も重視するべきは愛犬の食いつきの良さよりも、ドッグフードを構成する原材料です。

ドッグフードのパッケージには色々な文言が書かれていますが、今回は最も重視するべき原材料の意味やフードの調べ方ついて解説します。

パッケージや文言でイメージするドッグフード

色々なメーカー・ブランドからドッグフードが販売されていますが、それぞれのメーカーで展開しているドッグフードの種類には、チキンやフィッシュをはじめとした「味」の違いがあります。

例えば「チキン&玄米」という種類のドッグフードであれば、「玄米を使ったチキン味のドッグフード」というイメージ、「ビーフ・緑黄色野菜・小魚入り」というドッグフードであれば、「緑黄色野菜と小魚が入ったビーフ味のドッグフード」というイメージを持たれることかと思います。

じつはここが注意するべきポイントです。

ドッグフードの原材料は量の多い順に記載

ドッグフードのパッケージには必ず「原材料の表記」が記載されています。

例に上げた「チキン&玄米」のフードであれば、

  • チキン生肉
  • 乾燥チキン
  • 粗挽き米
  • エンドウマメ
  • 玄米

という順に記載されており、上記の原材料を含め20種類以上の原材料がドッグフードに含まれていることがわかります。

この原材料表記は、フードに含まれる原材料の多い順から記載するというルールがあり、このフードには「チキン生肉」が最も含まれていることが原材料表記から確認することができます。

ドッグフードの原材料を比較

一方の「ビーフ・緑黄色野菜・小魚入り」のフードの原材料を確認すると、

  • 穀類(トウモロコシ)
  • 穀類(小麦粉)
  • 穀類(コーングルテンミール)
  • 穀類(フスマ)
  • 穀類(コーングルテンフィード等)

と、同じく上位5番目までの原材料を挙げると、「穀類」をメインに構成されているドッグフードであることがわかり、緑黄色野菜や小魚といった原材料は穀類以下に記載されています。

含有量としては微量ながら、少量でも含んで入れば「小魚入り」と記載されていても嘘ではないわけです。
このように原材料をしっかり確認すると、どういう内容のドッグフードであるかがわかるのです。

まとめ

ワンちゃんにとっては穀類よりも肉類の方が栄養価の高い原材料となりますが、今回比較したドッグフードの価格差は5倍近くにもなります。

愛犬の健康維持を重視するならば、おいしそうな文言や価格の安さに惑わされず、しっかりと飼い主さんが原材料を確認し、質の良いドッグフードを選んであげることが重要です。

まずは現在与えている、ドッグフードの原材料をチェックしてみるところから始めてみましょう。

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