チワワの行動の中で多くの飼い主が気にされるもののひとつに、口をくちゃくちゃすることがあります。
チワワと一緒に生活している中で1回は見かけたことがあるのではないでしょうか?
今回は何も食べていない時に、チワワがお口をくちゃくちゃする理由をご紹介します。
気持ちや精神的な理由から口をくちゃくちゃする場合
チワワがリラックスしている時にお口をくちゃくちゃすることがあります。
この場合は何も問題ないと思って大丈夫です。
どうやら赤ちゃんの頃に、母犬から母乳を飲んでいた時の名残ではないかと考えられています。
一方で、ストレスを感じている時にもお口をくちゃくちゃさせることがあります。
人にも思い当たる行動があると思いますが、ワンちゃんたちもストレスを紛らわせて落ち着こうとする仕草のひとつとして口をくちゃくちゃします。
この場合、様子を見ることもできますが、何かストレスの原因になっていることがないかどうか、周りの環境を確認してみましょう。
口の中に異変がある場合
もっとも多い原因はお口の中に何か異変がある場合でしょう。
仔犬であれば乳歯の生え替わり時期に、口をくちゃくちゃする仕草が目立ちます。
また、口の中に異物が入ってしまった時や、歯に何かが挟まった時なども同様です。
愛犬が許してくれればお口を開けてしっかりと見てみましょう。
グラグラしている乳歯や何かおかしなものが挟まっていませんか?
しかし、口内の病気の場合はお口を開けてみてもなかなかわからないことも多いです。
特に高齢のチワワであれば歯周病や歯肉炎、歯石や口内炎などが気になってくちゃくちゃが続くことがあります。
治療が遅れると抜歯が必要になりますので、早い段階で獣医さんに診てもらいましょう。
てんかんの可能性も
そのほかの原因として、てんかん発作の症状のひとつに、口のくちゃくちゃが挙げられます。
むずかしい言葉で、焦点性発作と呼ばれます。
この場合、意識を失ったり、手足を突っ張って倒れるような脳全体の異常ではなく、脳細胞の一部に異常が生じています。
今までに発作を起こしたことがある、他にもてんかんのような症状を伴っているワンちゃんに関しましては早急に動物病院へ受診しましょう。
まとめ
チワワがお口をくちゃくちゃしている時、元気な子の仕草である可能性から口の中や脳神経の異常の可能性まで考えなくてはなりません。
また、お口の中に原因があることが多いため、日頃からお口の中を開けさせることに慣れさせておくことも重要です。
できれば若い頃からお口を開けるトレーニングをしておきましょう。
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