チワワは時々ご飯を食べながら吠えていることがあります。
愛犬が食事中に唸ったり吠えたりしていると、様子がおかしいのかなと不思議に思うかも知れません。
この行動には実は犬ならではの理由があったのです。
今回はその理由をご紹介いたします。
愛犬が食べながら吠える理由
食事中に愛犬が吠えたり唸ったりしているのは実は犬の本能による行動と考えられます。
もともと犬は狩りをして食事を得ていました。
しかし、外の世界では食事中であっても敵や他の犬にご飯を奪われてしまう可能性があります。
そこで自分が得たご飯を守るために、吠えたり唸ったり怒るといった威嚇行動を周りに対してとることがあったと考えられます。
こうした習慣の名残りから、おうちの中で生活しているチワワの中にも食事中に吠える子がいるのでしょう。
そのため、食べながら吠えている子は一緒に暮らしている他の犬やご家族に対してご飯を守ろうと威嚇している可能性があります。
このような時にご家族の方が手を出してしまうと、威嚇している勢いのまま噛みつかれてしまう恐れがあり、注意しなければなりません。
食事中に吠えているのを治す方法は?
チワワが食べながら吠えているだけであればそのまま放置しても平気かも知れません。
しかし、人と一緒に生活している以上、ご飯を奪われることはないと学習させてあげたほうがチワワも余裕を持って食事をすることができるようになります。
もしおうちのチワワが食べながら吠えているのであれば、まずはドッグフードを数粒手にとって直接与えてみましょう。
できればその時に“お座り”や“伏せ”などの指示をして一呼吸させた後に与えるとより効果的です。
落ち着いてご家族の手から食べることができたら、同じ流れを繰り返して下さい。
根気強く続けることで、愛犬は「人が近くにいてもご飯を奪われることはない、ご飯を与えてくれる」と学習することができます。
食事中に吠えなくなるまで、時間をかけて繰り返しましょう。
学習が早い子であれば数日で吠えることをやめさせることができると考えられます。
まとめ
食べながら吠えているチワワは単にご飯を見て興奮しているだけではありません。
犬が狩りをしていた頃からの名残りで、得たご飯を誰にも奪われないように威嚇している可能性があります。
しかし、このように落ち着いて食事ができないとチワワにとってもご家族にとっても不安やストレスになってしまいます。
人がご飯の近くにいても平気だと学習させる必要があります。
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