チワワは身体が小さい犬種であり、アパートやマンションでも比較的飼いやすいことから日本国内において今でもなお人気が高いです。
今回はそんなチワワをこれから飼おうと考えている方、またはすでに飼っていてチワワの生活環境を見直したい方向けに、飼う上での注意点をご紹介します。
チワワにとって理想の気温や湿度
もともとチワワはメキシコのチワワ州という地域が原産です。
そのため、本来暖かい環境で生活していたため、ある程度気温が高い分には適応できます。
どちらかというと寒さに弱い犬種だと考えてください。
適切な室温としては23〜26℃くらい、湿度は50%前後がチワワにとって過ごしやすい住環境です。
暑さに強いとは言っても、真夏の環境下では脱水や熱中症に気をつけ、室温が高くなりすぎないよう注意し、常にお水が飲めるように準備しておきましょう。
一方で冬に関しては室温が下がりすぎないよう管理しましょう。
チワワは四肢が短く、体幹が床にとても近い犬種です。
室温や湿度は床に近い高さで測定することが望ましいと思います。
特に真冬は床が冷たくなることが考えられますので、床暖房をつけてあげたり、毛布やカーペットなどを敷いてあげましょう。
理想的なケージの広さは?
チワワを飼っている方の多くが、室内を自由に歩かせて生活させていると思います。
このような生活様式の場合、ケージは必要なのでしょうか?
ケージは必ずしもチワワの生活に欠かせないものではありませんが、目的や生活環境によります。
- 留守番が長い(3〜4時間以上、チワワが1人で過ごす時間がある)
- 乳幼児が居たり、チワワの口の届く範囲にものが多い
- 来客がある
など、おうちの環境が少なくともこのどれかに当たる場合にはケージを用意してあげるとよいでしょう。
広さとしてはチワワがそのケージの中で十分に動き回れるくらいのスペースが必要です。
また、しつけを目的としたり、留守番中にケージの中で過ごさせるのであれば、トイレもケージの中に入れてあげられるほどの広さが必要です。
またケージを置く場所も気をつけるといいでしょう。
1日の中でも外気の寒暖差を受けやすい窓に近い場所は避けることが大切です。
まとめ
チワワはもともと暑い環境で過ごしていた犬種です。
そのため寒さには弱いうえ、体格も小さい子がほとんどですので寒暖差に気をつけましょう。
また、ケージは目的や生活環境に応じて用意してあげる必要があります。
ケージの中にトイレを置いても、歩き回れる十分なスペースがあるものを用意してください。
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